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初めてのバレンタインフェアに込めたパティシエの想い

初めてのバレンタインフェアに込めたパティシエの想い

パティスリーにとって2月14日のバレンタインデーは1年の中でも特別なもの。オリジナルスイーツブランドである「RAU」にとっては初めて迎えるバレンタインです。店舗での販売だけでなく、髙島屋京都店で開催中のバレンタインフェアにも出店中。各店が工夫を凝らす中、「RAU」はどんな菓子を披露したのでしょうか。

 

髙島屋京都店で2月14日まで開催されている「アムールデュショコラ」は、国内だけでなく世界中から選りすぐりのチョコレートが集うショコラの祭典。毎年、京都市内でも最大級の盛り上がりを見せるバレンタインフェアです。

 

 

 

チャレンジの詰まった菓子

GOOD NATURE STATIONのオリジナルスイーツブランド「RAU」もこのイベントに出店。開業から2ヶ月足らずというわずかな準備期間の中、「RAU」が作り上げた菓子にはさまざまチャレンジが詰まっているのだと、パティシエの一人、松下裕介は話します。

 

タルトショコラ(3個入)|2,268円(各日限定10セット)

 

今回のフェアのために用意された「タルトショコラ」は、髙島屋京都店での限定販売です。中身はしっとり焼き上げた濃厚なスフレショコラとヘーゼルナッツのプラリネ。モナカの生地はオレンジ風味のホワイトチョコでコーティング。その下に敷かれているのは和菓子に使われるもなかの生地。しっとりとしたチョコとパリパリのもなか、異なる食感が楽しめる新しい菓子です。

 

松下:「もなか生地は餅米でできているので、言わば日本のタルトですね。フランス菓子のタルトショコラはバター生地を使いますが、せっかくなら植物性の生地にして、日本的なタルトを表現できないかなと思ったんです。最近はフランス人も使い始めていて、もなかは意外と注目されている素材なんですよ」

 

TAKE|3,780円(各日限定10本)

 

こちらは名前のとおり、まさしく美しい竹。その中身は濃厚な宇治抹茶と爽やかな柚子のガナッシュです。まだGOOD NATURE STATIONの店頭でも販売していないもので、今回のフェアで初めてお客さまにお披露目されました。

 

松下:「日本人はおしとやかなので、直接的な表現を嫌う傾向があります。だからこそ、あえて日本的なイメージのある竹をそのまま表現してみたいと思ったんです。よく『シェフはフランス人ですか?』と聞かれるのですが、それは逆に言えば、日本人でこういう菓子づくりをしている人がいないということですよね。ありがたいことに、海外からのお客さまにも注目していただいているようです」

 

松下が「新しい感性をどんどん取り入れてきたい」と語るように、ボンボンショコラもまた一風変わったものになっています。

 

iro-iro(9粒入り)|3,564円

 

菱形の印象的なパッケージの中には色とりどりの9粒のショコラが。カカオ本来の味をダイレクトに感じられるものから、Bean to Barの特徴である味の濃淡やさまざまな素材との組み合わせを楽しめるものまで、全17種類の中から日替わりで9種類がセットになっています。タブレットなどシンプルなチョコレートになることの多いBean to Barをあえてボンボンショコラに。パティシエたちが工房で手作りしているからこそ表現できる、自由な組み合わせや繊細な味の違いは「RAU」ならではのものと言えるでしょう。

 

持てる技術のすべてを注いで

 

固定概念に囚われない自由な形や色、そして随所に見られる日本的な感性。バレンタインフェアに並ぶ菓子はどれも、スイーツラボと称する「RAU」らしいこれまでに見たことのないものばかりです。

 

スイーツラボ「RAU」が発信する新しいパティスリーの姿

 

 

 

松下:「他にはない味付けのものや、こんな組み合わせ方のチョコがあるんだなというものが多いので、今までにないチョコレートの世界を体験していただけると思います。僕たちが今持っている技術をすべて注いで、僕たちができるチョコレートを表現しました。そうやって若い世代でこの業界を変えていきたい。そんな思いも今回のバレンタインフェアに込めているんです」

 

「RAU」のパティシエたちの自由な感性と挑戦が詰まったチョコレートを、今年のバレンタインデーにぜひお贈りください。

 

髙島屋京都店 「アムールデュショコラ」

期間|2020年2月14日(金)まで

時間|10:00〜20:00

会場|髙島屋京都店7階特設会場

 

 

GOOD NATURE JOURNAL編集部