こころにも、からだにもおいしい自然のごちそうをご家庭へ。オリジナルブランド「SIZEN TO OZEN」(しぜんとおぜん)、2019年冬に始まります。

こころにも、からだにもおいしい自然のごちそうをご家庭へ。オリジナルブランド「SIZEN TO OZEN」(しぜんとおぜん)、2019年冬に始まります。

 

“自然の、ほんとうのおいしさを
とても手軽に、もっと豊かに楽しむために。
産地や無農薬野菜にこだわったシェフ仕立ての本格的な調味料、
その調味料を使った無添加レトルトカレー、
日本全国から厳選したとっておきの食品など、
こころにも、からだにもおいしいしぜんのごちそうを、
あなたのテーブルへお届けします。”

 

安心安全で信じられる食を、ご家庭でも簡単に

GOOD NATURE STATIONの1階ではこだわりの食を集めたGOOD NATURE MARKETを展開します。その名も“市場食堂”。そこには賑わい、お客様の笑顔、はつらつとしたスタッフの声や動きがあるマルシェやDELIが並びます。そこで、GOOD NATURE STATIONの開業と同時にデビューを迎えるのが、オリジナルブランドの「SIZEN TO OZEN」です。“ご家庭でも安心安全で信じられる美味しいものを手軽に”という想いをこめたこの新ブランド。商品のラインナップについて、商品の企画開発を手がけた樹(うえき)宏昌、福田真也、山﨑佳奈、赤嵜すおみがご紹介します。

 

自信を持ってお届けできる食品を手がけたい

 

「SIZEN TO OZEN」はGOOD NATURE STATION1階に誕生する食のフロア・GOOD NATURE MARKETの準備を進める過程で、必然の流れの中で誕生しました。

 

福田:「さまざまな生産者さんとのご縁があり、その後シェフである樹やパティシエなど“料理のプロ”がGOOD NATURE MARKETのチームに加わったことで、僕らがよく知っている生産者さんの食材を使って、シェフならではのアイデアを生かした商品がつくれないだろうかというところから、ブランドが誕生しました」

 

樹:「実際に家族の食を引き受ける主婦のみなさんが困っているのは、時間がないことだと思うんです。仕事に子育て、やることは山積み。だけどレトルトや冷凍食品を使うことには罪悪感を感じるというお話も聞きました。それは栄養が偏るとか体に良くないというイメージがあるからだと思うのですが、そういった罪悪感を払拭できるような商品を僕たちならばつくることができると思ったんです。でも現状は食料品特有の長く持たせたいという想いを実現しようとすると、食品添加物は避けることができません。ならば僕たちは信じられる食材を使い、可能な限り無添加でつくることに挑戦しようと。そういうものを自分の家族にも食べさせたいと思いました」

 

赤嵜:「私はお菓子担当なのですが、お菓子も全て食品添加物は使用していません。ただそうなると一般的に販売されているお菓子に比べるとどうしても賞味期限は短くなりますが、 “こころにもからだにもおいしいしぜんのごちそうをあなたのテーブルへ”というコンセプトに合わせて意思を持った商品づくりを進めています」

 

キーアイテムとなった「ビストロの隠し味」

 

「SIZEN TO OZEN」はスパイスやソース、ドレッシングなどの調味料、レトルトカレー、無添加ソーセージに炊き込みご飯の素やお茶に加え、グラノーラやお菓子類など幅広いラインナップでスタートします。

 

樹:「コアアイテムのレトルトカレーの開発は困難の連続でした。レトルト化する際に強い熱を加えなければならないのですが、これが曲者でレシピの味が思わぬ方向になることの連続でした。化学調味料を使えば解決するのですが、そこはやはり無添加にこだわって、トライ&エラーを重ねて完成にたどり着きました」

 

山﨑:「私は無添加ソーセージや炊き込みご飯の素、カカオティーなどを手がけているのですが、いろいろなお店とコラボさせていただいています。京都でコツコツと素晴らしい商品を作られている方々とのご縁を大切にした商品開発も特徴ですね」

 

 

福田:「特にSIZEN TO OZENを語る上でキーアイテムとなるのが、ビストロの隠し味という調味料になります。これはレストランでシェフたちが使っている調味料をご家庭でも使いやすくしたペーストなんですが、簡単にいうと飴色玉ねぎの進化版というか、さまざまな野菜が入った調味ペーストです。ただ飴色玉ねぎと違うのは、つくるのにとにかく手間がかかること。家庭でつくろうと思っても、簡単にはできません」

 

樹:「“椎茸オニオンソース”、“ベーコンとオリーブオイルのラー油”、“野菜3種のソフリット”と“トマトオニオンジャム”の4種類が定番になります。スープにしたり、カレーやミートソースの隠し味にしたり、そのままソースとして使ったり用途は無限大で、料理の手間を短縮することができます。例えば、椎茸オニオンソースは牛乳と一緒に沸かして溶かすだけで、簡単に風味豊かなポタージュスープになります。あとは豆乳で伸ばしてグラタンのソースに使うのもオススメです。トマトオニオンジャムはピザソースに使ったり、ナポリタンのケチャップ代わりに使うと、高級感のある一皿になるんですよ」

 

福田:「この商品の完成がブランドの方向性も決めてくれたアイテムで、ここからいろいろな商品が誕生して行くきっかけにもなりました。このビストロの隠し味はぜひたくさんの方にお試しいただければと思います」

 

家庭でもたくさんの美味しい体験を

 

パッケージや売り場にも手に取っていただくためのさまざまな工夫を施しているのも、ご注目いただきたいポイントです。

 

福田:「たとえばレトルトカレーはパウチを入れるパッケージは紙箱ではなく、封筒型のパッケージを採用して、上部中心に穴を開けて壁面のフックにかけてギャラリーのように並べたりして見た目にも楽しんでいただけるような仕組みができたらと考えています。ビストロの隠し味に関しては、ガラス瓶を採用しました。使い切った後もご家庭で何かしらの形で再利用していただけたらと思っています」

 

山﨑:「あと、1階ではSIZEN TO OZENの食材を使ったメニューをご注文いただけるので、一度お試しいただいたうえで購入していただけるのもここならではだと思います」

 

福田:「実際に食べて美味しいという実感ができたSIZEN TO OZENのアイテムで、ご家庭でも美味しい体験を増やしていただけたらとてもうれしいです」

 

樹宏昌(うえき・ひろまさ)
イタリアンレストランや野菜を使ったカフェでの総料理長経験を経て、株式会社ビオスタイルへ。「SIZEN TO OZEN」ではレシピ考案や商品づくりに携わる。

 

福田真也(ふくた・しんや)
前職時代から食品の開発の仕事に従事し、株式会社ビオスタイルへ入社。現在は「SIZEN TO OZEN」の商品企画をはじめ製造委託先や生産者とブランドのパイプ役を果たしている。

 

山﨑佳奈(やまさき・かな)
アパレルでのデザイン、美容雑貨やコスメの商品企画を経て株式会社ビオスタイルへ。現在は「SIZEN TO OZEN」と外部のコラボレーション商品の企画開発を軸に活動中。

 

赤嵜すおみ(あかさき・すおみ)
雑貨メーカーでの営業職を経て、株式会社ビオスタイルへ入社し食の企画開発に奮闘中。商品開発の中でもお菓子に特化し、グルテンフリーのお菓子などたくさんのアイテムを生み出している。

 

SIZEN TO OZEN公式インスタグラムはこちら → @sizen_to_ozen

GOOD NATURE JOURNAL編集部
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