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「美しくなること」の既成概念を超えていく 「トータル・リジュビネーション・スポット」で心と体に活力を

「美しくなること」の既成概念を超えていく 「トータル・リジュビネーション・スポット」で心と体に活力を

「GOOD NATURE STATION」の3階には化粧品の販売スペースや心と体のトータルなビューティケアサロン、そしてクラフト、カフェが揃います。そこは、訪れる人の活力がみなぎる毎日をサポートする「トータル・リジュビネーション・スポット」です。

 

この「リジュビネーション」という言葉にはどのような意味があるのでしょうか。3階の統括責任者である髙原英二が、フロアづくりにかける想いや、どんな体験ができるのかについてご紹介します。

 

「美しくなること」の既成概念を壊し、新しさを感じるフロアに

 

——まずは3階のフロアづくりがどのように進んでいったのか教えてください。

 

髙原:「GOOD NATURE STATION開業にあたっての私たちの一番のチャレンジは、オリジナルで化粧品のブランドを立ち上げて商品をつくり、販売をすることです。“GOOD NATURE”が大切にしている、健康に良いか/心に良いか/地域に良いか/社会に良いか/地球に良いかという考え方に沿って独自に商品の開発を行っているのですが、およそ3年前、私がこのプロジェクトに参画した時点でパートナーとして組みたいと思ったのが、京都で20年にわたりヘア&スパサロンを経営する「眠れる森の美女」代表の今井愛さんでした。

 

もともと私は化粧品業界にいましたが、その頃から彼女の評判は耳にしていて、ヘッドとボディのスパにおいて卓越した人がいると紹介され施術を受けに行ったんです。今井さんの施術に驚いたのももちろんですが、「世の女性を美しくしたい」「悩みを解消する手助けがしたい」という並々ならぬ信念やセンス、勉強熱心さ、スタッフに対する的確な指導、お客さまに対するホスピタリティのすべてに感動して、3階のビューティフロアはぜひ彼女と一緒につくり上げたいと思うようになりました」

 

―今井さんというキーパーソンを得てフロアの方向性が見えてきたのですね。

 

髙原:「そうですね。私は『ビューティのフロアといったらこういう感じでしょ』とか『美容室といえばカットとカラーでしょ』というような既成概念を壊していきたかった。利用するお客さまにも新しい変化を感じていただきたいと思っていて、その想いが今井さんと一致していたのです。彼女の想いと技術をもって、我々が開発している化粧品を使用してもらえば、きっと最大限の効果を発揮することができる。そこからGOOD NATURE STATIONオリジナルの化粧品と、高い技術を持って女性に美をもたらす今井さんのサロンの2つを中心にフロア構成を進めていきました」

 

本当にいいものは五感に訴える力がある

 

――3階の「トータル・リジュビネーション・スポット」は、具体的にどのようなフロアになるのでしょうか?

 

髙原:「3階は自社ブランドの化粧品の販売や「眠れる森の美女」を中心に、職人や作家のクラフトやアパレルを扱うクラフトゾーン、本格的なショコラなどのスイーツが楽しめるパティスリーの工房、さらに日本各地や実在するレアな和精油のみを集めたアロマゾーンの大きく分けて4つで構成されています。

 

ここでは女性が美しくなることの意味をちゃんと定義づけたいと考えています。アクセサリーやタオル、入浴後に身にまとうものなど、すべて『物語を語れるもの』だけで揃えたいと思っています。そしてそこには必ず作り手がいる。そういうものだけをセレクトしてご紹介するのが3階のコンセプトです。お風呂で体を洗ってタオルで拭く、化粧品を使う、パジャマなどを身にまとう、アンダーウェアを身に付ける、ベッドで枕を使う、朝起きて歯を磨く…。

 

日常生活のすべてのディテールに、3階で展開するものがリンクしていく。さらに、デートに出かける時にはここで買ったフェアトレードのアクセサリーを身に着けて行こうとか、仕事には京都の伝統的な職人技の素敵なデザインの名刺入れを持って行こうとか。そういうここだけにしかないものが揃うフロアにしたいと思っています」

 

――日常生活に寄り添い、かつ上質なものが揃うということですね。

 

 

髙原:「はい。24時間365日、体の中からも外からも美しくなれる。また、大切に身にまとうものや装っていくものまで、すべてをコーディネートしたい。それは決して高額なものというわけではありません。こだわっているためにそのアクセサリーが1ヶ月に10個しかつくることができない、このお皿は2つとして同じ形がない。こだわったものを使った時の良さは、自分の五感に訴えかけてくるのです。そんな体験をしている人を見ると、顔の印象が明らかに変わってくる。生活で使うものだけでなく、化粧が変われば肌の張りはもちろん、血行がよくなり体内の循環も改善され、体調もよくなっていくかもしれません。お客さまには、化粧品とスパを利用して自分を整えながら、エネルギーを身にまとっていただけたらと思っています」

 

美をアップデートして「生まれ変わり」を体感

 

――今回のフロアに「リジュビネーション」という言葉が使われていますが、これにはどどのような意味が込められているのでしょうか?

 

髙原:「まずはビューティという言葉をあまり使いたくなかったことが挙げられます。ビューティ=化粧品、サロン=美容室を連想させますから、まずはそういった既成概念を超えるところから始めたかった。その上で、体の中にも外にも手をかけることで、その人自身が大きく生まれ変わる体験ができる場所にしたいと思いました。歳は必ず重ねるものですが、そんな時間の経過も楽しみながら、クオリティの高い生活や心と体の美しさに結び付けていくこと。それを『生まれ変わり』と表現してもいいのではないかと考えたのです。日々を生きながら、生まれ変わる。そうすれば自分の前に広がっている可能性に気づくこともできる。プレシャスで満足度の高い瞬間を重ねて暮らしていくすべての人の大切なライフタイムを応援したい。そこで出てきた言葉が、活力や若返り、再生を意味する『リジュビネーション』だったのです」

 

――そのリジュビネーションを基準に商品もセレクトされていくのでしょうか。

 

髙原:「もちろんです。お客さまをお迎えするスタッフもリジュビネーションを実践している者であることも大前提です。実は、このフロアはシームレスであることを大切にし、壁で仕切るということをしていません。そのため、お客さまは自由にフロアを回遊していただくことができます。また、すべての店が直営で、スタッフもシームレスに動き回るため、3階で扱う商品やサービスについて1から100までプロセスやストーリーをお話しすることができます。美しくなるための情報は世の中に溢れていますが、正しい情報をピックアップすることは難しいですよね。そこで私たちが『人間の体にとって何が一番いいのか』を考えながら商品と情報をピックアップして、それをきちんとお伝えする。それが一番の特徴です。扱っているものの背景を明らかにして商品をお試しいただくことで、ぜひリジュビネーションを体感していただきたいと思っています」

 

㈱ビオスタイル 代表取締役 髙原 英二

化粧品会社で長年、化粧品やトイレタリー、ヘルスケアのブランド開発を歴任。2016年7月に「GOOD NATURE STATION」プロジェクトに参画した。ビオスタイルのオリジナル化粧品や食品の開発、ブランディングをはじめ施設全体を統括責任者として「ここにしかない、斬新でお客さまに新鮮な感動体験づくり」を視点に活動を続けている。

 

GOOD NATURE JOURNAL編集部